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ビビとココ(冬支度編)
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    黒猫のビビと豆柴のココはとっても仲良し。

     

    今日はとっても天気が良く、空が澄み渡って気持ちの良い青空です。

    「どうしたのビビちゃん、ひとりでポカンと空見て。」

    窓から空をボォーッと眺めてるビビの所へ、ココがやって来ました。

     

    「何かいるの? UFO? スーパーマン?」

    「・・う〜〜ん・・・」

    ココも一緒になって頭をかしげ、ポカンと空を見上げます。

    わぁーォ!そんな二匹の後ろ姿はとってもインスタ映えにピッタリ!

    おかあさんがパチリと写真を撮り、にこりとしました。もしかしてインスタ投稿?

     

     

    「あっ、いわし雲!」

    しばらくして、ココが言いました。

    「えっ、いわし? どこどこ?」

    「あそこ、ほら。」

    「んん?なぁ〜んだ、雲か。」と、ビビはちょっとがっかり。

    「じゃあ、あのシューッてのびてる白いのは何?」

    「あれは飛行機曇。 ひこうき雲、かー・・・ユーミンだなぁ・・」

    「ムーミン?」

    「ユーミン。あっ、いや、これはおかあさんが言ってたんだよ。おかあさんが。

     僕は二歳半だから知らないけれどね。」

    「ふぅーん・・」

     

    「で、さっきから何見てるの?」

    するとビビは寂しい顔で、

    「あのね、最近クルルさんが来ないの。どうしたのかなってね。」

    「あー鳩のクルルさんか。寒くなってきたから皆で暖かい所へ行ったんじゃない?」

    「違うもん。去年の冬も来てたもん。」

    と言っていた時です。

    何かがヒューッとやって来て、目の前の枝にピタッと止まりました。

     

    「やぁー君達、今日はおそろいだね。」

     

    「あっ、クルルさんだ!」

    二匹はそろって嬉しい声を上げました。

    「クルルさん、ビビちゃんが心配してたよ。」

    「そうか、ビビちゃん心配してくれてありがとう。

     今ね、ひとり立ちする子供達に冬の間の過ごし方を教えてたんだよ。

     何せ初めて迎える冬だ。無事に過ごしてほしいよ。」

     

    「ふぅーん。鳥さん達は大変だね。私達と同じ毛が生えてても。

     私なんかおコタの中で丸まってるだけでいいもん。楽ちん、楽ちん。」

    「はぁ〜お気楽ビビちゃんはいつも平和で、涙が出るくらい兄ちゃんは嬉しいよ。

     それに比べ、僕にはこれから厳しい男の世界が待っている。」

    と、変に真面目くさってサラッと言うココ。

     

    「ハッハッハッ、でもまあそのうち必要な事は身に付くだろうし、

     びっくりする事にも出会うだろうけど、

     その度事に何かを吸収していってくれればいいね。

     若いもんは頭が柔らかい。 元気に乗り切ってほしいもんだ。」

     

    「はぁ〜い。」

    ビビとココは明るく元気に手を上げて、返事をしました。

     

     

    さあ、そろそろ冬支度の始まりです。

    寒くなっても北風に負けない元気な子で過ごそうね。ビビちゃん、ココちゃん。

     

     

     

    posted by: りり | ビビとココ | 16:48 | comments(0) | - |